こんにちは!
近年、ペットと暮らすご家庭が多くなりましたね。犬や猫はもちろん、さまざまな動物たちが“家族”として迎えられ、私たちの暮らしに癒しと彩りを与えてくれる存在になっています。
ペットと一緒に暮らしていると、
「フローリングですべってケガをしないかな?」
「留守番中の暑さや臭いが気になるな…」など
こんなお悩みを持つ飼い主さんは多いのではないでしょうか。
ペットは大切な家族の一員。人と同じように、快適で安心できる住まいが必要です。そこで今回は、建築士の視点から、犬や猫と快適に暮らせる家づくりの工夫をわかりやすくご紹介します。
1. 床材は「足腰にやさしい」ものを!
犬や猫は床材の影響を大きく受けます。特に犬は股関節への負担が大きいため、滑りやすいフローリングは注意が必要です。
◇おすすめの床材◇
- 滑りにくいフローリング(ノンスリップ加工・凹凸仕上げ)
- クッション性のあるフロア材
- 猫の爪対策に有効なタイルや腰壁パネル
「見た目」だけでなく「すべりにくさ」「掃除のしやすさ」も大切なポイントです。

2. 臭いと暑さを防ぐ換気・空調
ペットのいる住まいで気になるのが臭いと温度管理です。
換気の工夫
- 24時間換気システムで空気を循環
- ペットトイレ周辺に換気扇や小窓を配置
空調の工夫
- 高断熱サッシや遮熱フィルムで夏の暑さを和らげる
- 空調ゾーニングで、人とペットそれぞれに快適な温度を確保
こうした工夫は、「安心してお留守番できる家」に直結します。
3. ペットが落ち着ける居場所づくり
ペットにも「自分の場所」があると安心します。
犬には、リビングの一角に専用ハウスを設ける
・猫には、キャットウォークや窓辺の棚で上下運動できる空間をつくる
・行き止まりの少ない回遊動線にすることで、ペットのストレスも軽減
「飼い主のそばにいられるけど、自分の居場所もある」——このバランスが大切です。

4. 掃除がラクになる工夫
ペットとの暮らしでは、毎日の掃除をいかにラクにするかも重要です。
・掃除ロボットが使いやすい段差レス設計
・汚れやすい壁面は拭き取りやすいパネル壁に
・玄関に足洗い場を設置して散歩帰りも清潔に
「掃除がラク=清潔が保てる」ことにつながり、飼い主もペットも快適です。
5. 横浜で暮らすなら押さえたいポイント
横浜は湿度が高く、夏は暑さも厳しい地域。都市部ならではの工夫も必要です。
- 調湿建材(珪藻土や調湿クロス)で湿度をコントロール
- 高断熱サッシや遮熱フィルムで夏の暑さ対策
- 防音サッシや二重窓で近隣への吠え声や生活音を軽減
地域特性を踏まえることで、より安心できる住まいになります。

まとめ
ペットと快適に暮らす家づくりでは、**「床材・換気・動線・掃除のしやすさ」**など細やかな配慮がポイントになってきます。ちょっとした工夫で、暮らしやすさは大きく変わりますよ。

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